小学校低学年のころは、一般的に子どもの学力には大きな差はみられません。
特に家庭学習をしていなくても、テストや通知表で悪い成績を取ってくることはあまりないでしょう。
お子さん自身が勉強でつまずき出すのが小学校3~4年頃です。
勉強が少しずつ難しくなってくるので
宿題を自分で解くことができる、分からなかったときの解決方法を知っている、
勉強の基礎ができている、学習の習慣がある、などで差が開いてきます。
自宅での勉強の習慣づけが低学年からできていないと、後々になって嫌々勉強机に向うことになってしまいます。
中学生になると、学校の授業だけ聞いても自宅学習をしていないと成績は下がる一方。
塾に通ったり家庭教師の授業の時間だけ勉強しても同じです。
自分で習ったことを演習する時間は必ず必要になります。
今まで勉強してこなかったのに、受験生になっていきなり1日何時間も机に向かうというのは
お子さんにとって非常に苦痛でつらい時間でしょう。
「低学年だから勉強はまだ大丈夫」と思わずに、図鑑や本など興味のわきそうなもので机に向う習慣をつけていきましょう。