お子さんがまわりの子と比べて著しく勉強が苦手だな、と感じた時
発達障害が隠れていることがあります。
子どもの発達は目安にすぎず、〇歳までに必ず××ができなければいけない
という明確なものもありません。
軽度であれば、中学生くらいまで発達障害があることに気づかないこともあるため
早くお子さんの特性を知ることで、それに合った早めのフォローをすることができます。
学習障害をもつお子さんは「視覚優位」の人が多いため
聞くよりも視覚に働きかけることに特化すると理解しやすくなったり、
ADHDを持つお子さんは、投薬で多動性を抑えたりすることも検討できます。
また、運動することで症状が緩和されたという研究結果もあります。
「大人の発達障害」という言葉もあるように、今まで感じていた
「どうして自分はこうできないんだろう」という"生きづらさ"の原因は発達障害だったと
大人になってからわかる場合もあります。
勉強の遅れやつまずきに不安を感じるけど、今は検査するほどかなぁ
とタイミングが難しいと思いますが、
どうしてうちの子はこうなんだ?と発達の遅れに不安を感じたら
学校のテスト結果や通知表の先生からのコメント、保護者が日々気づくことなど書き留めて
クリニックや病院へ相談してみてもいいかもしれません。