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家庭教師のマナベスト 大阪府 スタッフブログ

【理科】
熱の伝わり方3つ

2022/10/28

コーヒーカップを握っていた手が暖かくなったり

ストーブで部屋を暖めたりできるように、

“熱”は、物から物へ伝わります。




熱の伝わり方には

・伝導

・放射

・対流

の3つがあります。


「伝導」とは、上のコーヒーカップの例のように、

温度が高いものに触れていることで起きる温度の移動です。


「放射」は、温度の高い物質が発する赤外線によって熱が伝わることです。

身近な例としては、昼間に太陽が地面を暖めることや、

コタツが足を暖めることなどがあります。


「対流」とは、流体(気体や液体)の内部に温度差があった時に

温度差による密度の違いで、勝手に混合が起こることで熱を伝えます。

例えば鍋で味噌汁を作ると、火がかかっている鍋の底から

味噌がモクモクと湧き上がってくる様子が見られます。

これが対流の一例です。




また、熱は必ず熱いほうから冷たいほうへ伝わります。

例えばコーヒーカップの表面温度が70℃で手の温度が30℃の場合、

ずっと手で握っていると、カップが60℃に冷え、手が35℃になったりしますが

(残りの熱エネルギーは空気に逃げてしまいます)、

逆にカップが90℃に温まり、手が10℃に冷えるということは起こりません。




「熱の伝わり方には3つあること」「熱は熱いほうから冷たいほうへ伝わること」

は、ぜひ覚えておいてくださいね!