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家庭教師のマナベスト 和歌山県 スタッフブログ

【全学年対象】
数学に関する偏見をなくす

2022/10/28


突然ですが、ユニセフが先月発表した報告書で

「女子は男子に比べて数学の習得で遅れをとっている」

という調査結果がありました。


具体的には「男子が数学を理解する確率は、女子の最大1.3倍」とのことです。




こう聞くと、

「女子は生まれつき数学に向いてないの?」

と思ってしまいそうですが、

必ずしもそうとは言えません。


脳科学の世界では、脳の数学的能力に関する部位の構造や働きに

男女差はないと言われています。




ではなにが数学能力に関する格差を生み出してるかというと、

その要因は性差別による教育の不平等、また、クラスメイトや親が持ちがちな

「女の子は数学ができないもの」「女子は文系がふつう」

といった偏見・固定観念が影響しているのではないかと指摘されています。




確かに、このような“思い込み”が世間に広がっていると、

数学が比較的好きだったお子さんでも、どこかで一度つまづいてしまっただけで

「やっぱり向いてないのかも…」と、

諦めてしまうかもしれません。




偏見や差別のせいで、これからの世の中を背負っていく子供たちが

本当に好きだったり得意なことに取り組めず、可能性の芽を閉ざしてしまったのでは

それほど残念なことはありませんね。




もし、皆さんにもこのような思い込みがあり

性別を理由に何かを諦めようかと迷っているなら、

能力に性別は関係ない、ということを思い出して、もう一度考えてみてくださいね!