皆さんの中には、二次方程式と二次関数が苦手という方もいらっしゃるかと思います。
皆さんは二次方程式と二次関数を別々のものと考えていませんか?
この二つは、とても密接な関係にあります。
簡単に言ってしまえば、二次関数は二次方程式をグラフに表したものです。
例えば、x2-1=0という式について考えてみます。
解はx=-1,1という二つですが、これをグラフで表すと、
x軸の-1と1でグラフと交わり、切片は-1です。
二次関数はy=の形で表しますが、基本的に二次関数と変わりません。
二次方程式の解は、二次関数においてy=0となるx座標を表しているにすぎないのです。
理屈はわかりましたか?
今回は二次方程式と二次関数を取り上げて、その密接な関係をみていきましたが、
この考え方は高校に入ってから習う三次関数のところでも出てきますし、
グラフとして式を視覚的に見ることができるので、
方程式の意味が理解しやすいと思います。
是非、このように、分野を関連させながら勉強してみてください。