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家庭教師のマナベスト 滋賀県 スタッフブログ

【理科・化学】
カイロが暖かくなる仕組み

2022/11/13

みなさんこんにちは!

最近めっきり寒くなってきたので、

おなかやポケットにカイロを忍ばせ、対策したいところですね。




そんなカイロですが、よくよく考えると

電気もガスも使わずに暖かくなるなんて不思議ですよね。




実はカイロが暖かくなる仕組みには“酸化熱”という化学反応が関わっています。



まず、カイロの中には

・鉄粉(鉄)

・水

・塩

が入っています。

(もう何種類か入っていますが今回は省略。気になる方は調べてみてくださいね)




さて、鉄と水と塩が触れるとどうなるでしょう。

これは皆さん知ってるのではないでしょうか。



そうです。サビますよね。



金属がサビることを“酸化”と言います。

これは、金属が酸素と結びつくことです。



そして、この“酸化”の際に生まれるのが“酸化熱”という熱です。



カイロの中の鉄粉はかなり速いスピードで酸化するので

十分な“酸化熱”が生まれるのです。


(逆に、グラウンドの鉄棒など、日常で見かける鉄がそれほど暖かくないのは、

カイロと違って酸化のスピードが非常に遅いからです。)




ただの鉄が、化学的な非常に単純な変化によって

生活に役立つ道具に早変わりするなんてすごいですよね!


カイロのほかにも、生活の中には化学によって便利になってるものが

本当にたくさんあるので、

興味のある方は探してみてくださいね!