よく生徒さんがする質問に
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
というものがあります。
これは多くの場合、勉強をしたくない生徒さんから生まれる質問だと思います。
たしかに、得意で好きならまだしも、
苦手で嫌いなのに、納得できる理由もなくただ「勉強しろ!」と言われたら
そう思うのも当然ですよね。
この質問に答えるのは大人でもとても難しいです。
世の中には勉強を使わずに仕事をして生活してる人もたくさんいますし、
「忍耐力や集中力を付けるための訓練だ」というなら、勉強以外でも、
もっと個人個人に合ったものをすればいいでしょう。
「すべての人が学校の教科を勉強しなきゃいけない理由」なんてものは
どれだけ考えても思いつかないような気がします。
では、対象を「すべての人」ではなくて「あなた」が勉強する理由にしたらどうでしょう。
なんとか捻りだせる気がしませんか?
例えばあなたが将来ダンスで生きていきたいとします。
すると、学校で習ってる教科はほとんどいらないものに思えるかもしれませんね。
しかし、なんとかダンスとのつながりを考えて
“それっぽい理由”を捻りだすことはできるのではないでしょうか。
英語は「ダンサーになったとき世界中でパフォーマンスするため」
国語は「曲や振り付けの“気持ち”を考える練習」
数学は「……苦手なことから逃げない修行!」
・
・
・
などなど。
すこし無理やりに思えるかもしれません(笑)
しかし、大事なのは自分が捻りだした理由を信じることです!
「自分は○○のために勉強するんだ!」という強い信念があれば、
それがモチベーションになり、勉強を乗り越えられるかもしれません。
そうして勉強をしていくうちに、よりその教科のことが分かって
もっと良い「勉強する理由」が生まれるかもしれませんしね。
また、
「勉強しなきゃいけないのは分かってるけど
やる気が出ない!」
という生徒さんも、
同じように「自分なりの理由」を作ってみてください!
やる気UPにつながると思いますよ!