入試本番の日、試験官が「始め!」と言ったとき、慌ててはいけません。
試験が始まってから、1分間は、まだ解きはじめないでください。
というのは、この1分は、“致命的なミス”を防ぐための行動をとってほしいんです。
“致命的なミス”とは、例えば、
「過去問と比べて分量や難易度が変わってることに途中まで気づかず、時間切れになってしまう」
といったことや、
高校生の共通テストだと、
「数ⅠAを解かないといけないのに、数Ⅰを解いてしまう」
といったことです。
こういった致命的なミスを犯してしまうと、
大量失点につながり、
本来の実力どおりの点数を出せないことになってしまいます。
そうなることを防ぐために、「始め!」と告げられてから1分間は、
・問題をパラパラとめくり、時間配分や解く順番を検討する
・名前や受験番号の書き忘れ・間違いがないか確かめる
・科目や解答用紙が合っているかを確かめる
・深呼吸して緊張をほぐす
といったことに集中してほしいんです。
そのことに1分間を使ったとしても、それほどもったいないことではありません。
なぜなら、たとえその1分間が試験終了直前にあったとしても、
焦りの中でできることはあまりないからです。
この「始め!」からの時間の使い方については、事前に決めておいて、
普段の模試や演習のときにも、忠実に実践するようにしましょう。
普段から実践しルーティーンにすることで、
本番で緊張してやり忘れることを防げるはずです。