勉強において、文字をキレイに書くことは非常に重要なことです。
学校に通っていると、普段の宿題、授業中のノート、テストの答案など、
文字を書く機会はたくさんあります。
まず、字は他の人にも読んでもらえるものである必要があります。
テストでは、先生は皆さんの答案を一生懸命丸付けしようとしてくれますが、
全く読めない字には×を付けざるを得ません。
それに、読みにくい字で長い解答を書いてしまった場合、
先生は字の解読に非常に苦労することになるため答案の本意がくみ取られず、
「ちゃんとは分かってないように思えるため減点」
とならないとも限りません。
このことは人が採点をする以上ある程度仕方がないことです。
もし実際の入試で字の汚さが原因で減点されてはもったいないので、
普段のテストなどで字が原因で減点されている方は今のうちに改善を目指しましょう!
また、書いた字は自分が読むためのものでもあります。
「ノートに書いた内容がパッと見で把握できる」
「答案を書いている途中、前の部分をすぐに見返せる」
実は、こういったことは学力や成績に直結します。
人の脳は、何かを考えついたばかり、記憶したばかりの時点では
オモチャ箱のようにごちゃっと無造作に収納されている状態です。
それらのアイデア・記憶を、キレイな字で目の前の紙に起こすことで、
それぞれが有機的に結びつき、扱いやすいものとなるんです。
(逆に、汚い字では無造作なままになっているかもしれません)
いま字に自信がない方は、まずは毎日のノートや宿題から字を改善していってみてください。
テスト本番では、素早くキレイな字を書く必要があるので、
テストや入試までに、自分の字の癖を治していきましょう!