塾と違って家庭教師の指導は、経験したことが無いとどんなものか想像がつきにくいですよね。
教材販売一切なしのマナベストでは特に、「どうやって進めるの?」とよくお問い合わせをいただきます。
指導日については、生徒が持っている学校の教科書や問題集(学校から持って帰ってきてくださいね)、
受験生は受験対策用を学校から買うことが多いので、そういったものを使います。
英検対策をするのであれば、英検用のテキストを書店で購入いただいたり、
「以前行ってた塾で大量に教材を買った!」ということがあればそれも使います。
ただし、沢山あるからといって生徒さんがそれをこなしきれるかどうかは別です。
おそらく、使いきれなかったから残っているわけなので、順番としては
①学校の教科書(基礎中の基礎)
②学校のワーク・問題集(基礎~応用)
③学校の教科書の出版社が出している書店教材(問題量をこなす)
の順に仕上げるのがおススメです。
これは、成績が平均点に届いていない生徒さんの例です。
基本的には、家庭教師が来ない日に自分で問題を解いてもらう、
暗記部分は覚えてもらうことをし、解けなかった問題を家庭教師の日に教える、という流れです。
宿題をしておいてもらえると、勉強量が増えるだけでなく、どこが分かっていないのかを早くあぶり出すことができるので、効率が良い方法です。
しかし中には、学校の宿題自体が多かったり、クラブチームのスポーツで帰宅が22時すぎてしまう・・・というお子さんもいます。
家庭教師の宿題が嫌になって勉強がもっと嫌いになったり、家庭教師の日が憂鬱になってしまっては元も子もありません。
できる範囲から進めていきましょう。
1教科10~20点の子になると、宿題を出されても「全部解けない!」ということも出てきます。
そういった場合は、最低限暗記の宿題は出し、教師が解説しながら一緒に問題を解いていったりします。
時間はかかりますが、少しずつコツを掴んでいけるはずです。
親御さんとしては、あれもこれもやって欲しい!というご希望があるかと思いますが、
お子さんのレベルや、指導時間をどのくらい取ってもらえるか、宿題は出してもいいか、
宿題をやってくれるか等で状況は変わりますので、まずは担当スタッフと相談しながら進めていきましょう。