23日、文科省より令和5年度学校基本調査(速報値)が公表されました。
この調査では各種学校における在学者数や教職員数などの調査結果が公表されています。
まず初等中等教育機関の在学者数について、
・幼稚園は、84万2千人で、前年度より8万2千人減少。
・小学校は、605万人で、前年度より10万2千人減少し、過去最少。
・中学校は、317万8千人で、前年度より2万8千人減少し、過去最少。
・高等学校は、291万人8千人で、前年度より3万8千人減少。
となりました。一方で、
・幼保連携型認定こども園は、84万3千人で、前年度より2万2千人増加し、過去最多。
・義務教育学校は7万6千人で、前年度より8千2百人増加し、過去最多。
・中等教育学校は、3万4千人で、前年度より5百人増加し、過去最多。
・特別支援学校は、15万1千人で、前年度より2千7百人増加し、過去最多。
となりました。
また、教員数について
・教員全体に占める女性の割合は、中学校で44.6%(前年度より0.3ポイント上昇)、
義務教育学校で54.2%(前年度より0.6ポイント上昇)、高等学校で33.4%(前年度より0.3ポイント上昇)
中等教育学校で35.7%(前年度より1.1ポイント上昇)、特別支援学校で62.8%(前年度より0.2ポイント上昇)
となり、それぞれ過去最高となりました。
次に高等教育機関について、
・大学全体の在学者数は、294万6千人で、前年度より1万5千人増加し、過去最多。
・大学学部の女子学生は、120万4千人で、前年度より3千4百人増加し、過去最多。
また、学部学生に占める女子学生の割合は、45.7%(前年度より0.1ポイント上昇)で過去最高。
となる一方、
・短期大学学生数は、8万7千人で、前年度より8千人減少。
・高等専門学校学生数は、5万6千人で、前年度より3百人減少。
・専門学校生徒数は、55万5千人で、前年度より2万6千人減少。
となりました。
また、
・大学全体の女性の教員数は、5万2千人(前年度より1千3百人増加)で過去最多。
また、教員全体に占める女性の割合は、27.2%(前年度より、0.5ポイント上昇)で過去最高。
となりました。
なお、すべての項目の集計結果(確定値)は、12月に公表が予定されています。