新学期が始まり、また新しい範囲・単元での勉強がスタートします。
つまり、今まで学校のペースから遅れをとってしまっていた子も、
これからの勉強次第では周囲に肩を並べられるチャンスだということです。
もちろん学校の勉強というものは、範囲が変わったとしてもこれまでの蓄積が問われるものです。
それでも、学期のはじめというのは気持ちを入れ替えるにはいいタイミングだと思います。
学校のぺースについていくことには、お得なことがいっぱいあります。
一番のお得は、「初めて知る・理解することが楽しい」ということです。
予習した授業をちゃんと聞いて、初めて聞くことを理解する楽しさは、
始めて習うときに一番大きくなるものだと思います。
これまで学校のペースから遅れてた子には、
「これはかろうじて覚えてる気がする。これは知らないことな気がする」
と、知識が“まだら”になっているわずらわしさや、
「一回は習ったことをもう一度勉強し直すつまらなさや、それに伴う劣等感」
といったものがあったのではないでしょうか。
こういったマイナスの感情は、勉強への気持ちを遠ざけてしまう要因になります。
しかし、学校のペースについていけばこんな気持ちにはなりません。
「絶対に授業で理解して、学校のペースについていくぞ!」という気持ちで望めば、
毎日の授業も発見の連続で楽しく受けられるし、宿題もモチベーションがわきます。
また、定期テストの結果にもついてくるので、周囲の見る目も変わってくるのではないでしょうか。
また、学校のペースについていくことのお得として、環境面もあります。
学校に合わせていれば、その日習ったことを、すぐに宿題で出してくれます。
授業でインプットしたことを宿題でアウトプットする、ものごとを記憶する上で理想的な流れですね。
それに、授業終わりに分からなかったことを先生にすぐ質問できたり、
同級生と相談したりできるのもいい点です。
難しい範囲も、一緒に頑張る友達がいることで、乗り越える力が湧いてくると思いますよ♪
ここまで、学校のペースについていくことの利点を書いていきましたが、
最初に言った通り、新学期に範囲が変わったとはいえ、勉強はこれまでの蓄積も大きく問われます。
すでに遅れをとってしまっている子はその押さえ直しをしつつの勉強になって大変だと思いますが、
焦らず、着実にやっていきましょう!
きっと遠くないうちに定期テストなどで成果が出てくるはずです。