社会科の歴史分野は、用語や年代など暗記しなければいけないものが多く、
全科目の中でも「暗記科目の代表」という風に思われています。
しかし、歴史科目にはただただ覚えるだけではもったいない面白さがありますし、
なにより、それぞれの出来事の“理由”を考えることで、より覚えやすくなります。
ただ「出来事A(16XX年)」「出来事B(16YY年)」「出来事C(16ZZ年)」という3つの出来事を
それぞれ独立して覚えるのでなく、
「Aが起きたことでBをしないといけなくなり、結果としてCに至った」といった風に、
それぞれが起きた“理由”に着目して結びつけることで、3つまとめて覚えられます。
また社会科のテストでは、選択肢を提示して「これらの出来事が起きた順番に並べ替えなさい」という
問題が良く出ます。
そんなとき、“理由”に着目して覚えていたなら、正確な年号を覚えられていなかったとしても、
そこから順番を導き出すことができます。
(逆に、理由を無視して年号だけで覚えようとすると、忘れやすくもなりますし、
正誤問題や記述問題にはほとんど対応できないかと思います。)
歴史が苦手で、勉強してもテスト本番にはいつも忘れてしまうという方は、
“理由”に着目した覚え方をしてみてください。
もし教科書に書いてある“理由”がイマイチ分かりづらかったなら、用語集などのその他教材か、
インターネットなどで調べてみるのでも良いと思いますよ♪