「入学前は上位の方だったのに、2学期に入って順位が落ちてきている」
そんな中・高一年生の方は多いのではないでしょうか。
小学校から中学校、中学校から高校に進むにつれて、勉強内容が難しくなっていきます。
それと並行して、生徒に求められる力や、勉強する上で重視すべきものが変わってきます。
今まで通りちゃんと勉強しているつもりなのに順位が下がってしまっている方は、
おそらくこの勉強の質の変化についていけていないのでしょう。
また、進学したことで生活習慣や交友関係が変わり、そのことが勉強に影響を及ぼしている場合もあります。
「忙しい部活に入った」「友達と遊ぶ時間が増えた」「通学にかかる時間が増えた」
こういった要因も、できるだけ早いうちに折り合いを付けないといけません。
一度勉強に遅れてしまっては、取り戻すのに余計な時間がかかってしまうからです。
前の学校のときより大きく順位や偏差値を落としてしまう生徒は毎年一定数います。
そして、そのまま上がってくることなく三年間が経ってしまう子も少なくありません。
一方逆に、やがて本気を出して大きく上昇する子もいます。
もともと上位にいただけのポテンシャルがあり、
その上で良い勉強習慣を身につけるのでぐんぐん伸びて追いつくのです。
まずは「意識を変える」ことから。
自分の勉強や生活を見直し、新しい学校の勉強内容についていけていない理由を分析しましょう。
そして自分が求める学力・点数を取るために必要なことを考え、実践してみてください。
いま学校で勉強が分からず辛い思いをしていたとしても、頑張り次第で状況はすぐに変わると思いますよ。