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ホーム > 対応エリア > 大阪府 > スタッフブログ > 【全学年対象】ご褒美は効果的?

家庭教師のマナベスト 大阪府 スタッフブログ

【全学年対象】
ご褒美は効果的?


お子さんを勉強させようと、ご褒美を決めたことはありますか?

「テストで上位だったら○○を買ってあげる」

「今日勉強したらおやつがあるよ」

といった具合にです。

こういった方法はお子さんと二人で同じ方向を向いていけるのが良いですね。

(逆に「勉強しなかったら…」と罰を与えるのは、気持ちの上ではお互いに少しマイナスです。)




このご褒美ですが、実は勉強に関しては賛否両論があげられています。


賛成意見としては、

・やる気を出させやすい

・努力が報われるという経験が得られやすい

・親子のコミュニケーションのきっかけになる


といったものがあるかと思います。

特に、勉強が嫌いでそれ自体にモチベーションを見出せない子に対しては

手っ取り早い方法と言えるかもしれません。



一方で否定的意見として、

・勉強そのものの楽しみややりがいではないので、ご褒美がないと頑張れなくなる

というものがあります。

ご褒美でやる気を出させる場合、結局勉強はそのための労働のようなものになってしまうことがあります。

こうなると、場合によってはご褒美ばかりが目当てになってしまい、

宿題などを終わらせることばかり急いでしまったり、

その場しのぎの本質的でない勉強に走ってしまうこともあり得ます。







以上のような利点と欠点、そしてお子さんの性格を踏まえて

ご褒美を設定するかどうか決めてあげるといいと思います。


例えば今回、否定的意見として「勉強そのものの楽しみややりがいでない~」ということをあげましたが、

そもそもこれらは誰にだって感じられるものではありません。

勉強に楽しさややりがいをほとんど感じたことないまま大人になる方も大勢います。


「うちの子は勉強を楽しいと思えるのはまだまだ先かも…」と思ったなら、

まずはご褒美でやる気を出させ、勉強に関して努力や成功の経験をさせてあげるのが先なのかもしれません。




一方、すでに勉強する教科自体にやりがいや目的意識を持てている子なら、

むやみにご褒美を設定してあげる必要はないでしょう。

むしろ、お子さんの内側から湧き上がってくる興味や楽しみに対して、

質問してあげたり、情報や機会を与えてあげたりするほうが良いかもしれませんね。






目標とご褒美を設定する場合は、目標は簡単すぎず難しすぎないものを、

ご褒美は親子ともども納得できるものを相談して決めることをオススメします。


お子さんに合った方法でやる気を引き出し、勉強を頑張ってもらうと同時に

それがより良い関係を築くきっかけになるといいですね♪