皆さんはゲームのRPGをしますか?
もしくは推理小説やミステリードラマを見ることはありますか?
この2つのジャンルには共通点があります。
それは、【伏線を張る】と言うことです。
伏線と言うのは、
たとえばRPGだと「序盤で手に入れたアイテムが、実はあとあと重要になってくる」といったことや
ミステリーで言うと、「最初に知ったさりげない情報が、事件のトリックに関わってくる」ようなもの。
つまり、のちのちの解決や種明かしの為にあらかじめ与えられる情報、と言うことです。
事前に張られた伏線がしっかり効いて解決されることを「伏線回収」と言ったりしますね。
実は、この「伏線回収」は学校の勉強にも頻繁に出てくるものです。
教科の勉強は積み重ねです。
たとえば足し算を理解しないとかけ算が出来ないように、
最初に習ったことから積み重ねていかないと次の段階にはどうしても進めません。
「二年生で習ったことが、三年生の勉強に重要だったんだ!」
というような経験はありませんか?
これはまさに、前学年で張った伏線を回収しているようなものです。
もし今、前の学年に曖昧な部分があるまま進んでしまっているとしたら、
もしかしたらそれは大事な伏線を見逃してしまっているということかもしれません。
これではRPGがクリアできないのと同じで、問題も解けないということです。
マナベストの家庭教師が必要に応じて学年を遡った勉強を提案するのにはこのような理由があります。
いま見逃してしまっている伏線がある方は、焦らずひとつずつ拾い直していきましょう!