「読書が苦手」と思っている方はとても多いのではないでしょうか。
昨今では、情報を得るためには動画を見るか要約された短文を読むかで済んでしまいます。
長い文章を読む機会がなかなか無く、読書をするための力がついていない、そんな生徒さんがほとんどだと思います。
読書は「しなきゃいけない」というものではないですが、すると良いことが沢山あるものです。
今回は「読書に興味を持った」という方に向けて、
一冊の本を途中で投げ出さずに、集中して最後まで読み切るコツをお伝えしたいと思います。
☆ ☆ ☆
①環境を整える
読書はどんな場所でも出来ることではありません。
人それぞれですが、うるさい所や静かすぎるところでは集中出来なかったり、
堅い椅子や疲れやすい姿勢では長時間できなかったりします。
自分にとって一番いい環境を見つけていきましょう。
これと関連して、音楽を聴きながらの読書も良いと思います。
ただ、日本語の歌詞のある曲だと読書の妨げになるので、インスト(歌の無い曲)か洋楽などを選びましょう。
また、コーヒーや紅茶など少しずつ口にする飲み物があると、こまめな息抜きになります。
②毎日の読む時間・量を決める
どんな本も、一気に読まないといけないということはありません。
その日に読める無理のない範囲で、続きは翌日以降にもちこしてOKです。
本を少し読めば、その本が一日何ページ(もしくは何章)なら無理なく読めるかが分かってくると思います。
無理のない量を読みましょう。
また、毎日同じ時間に読書をするように習慣づけることで、着実に読書が進みます。
なるべく時間と心に余裕があるタイミング、早朝や寝る前、通学の電車などがオススメですよ!
③読む本を選ぶ
何を読むかは大変難しい問題ですが、まずはやはり興味を持ったものを読むのが一番です。
難しすぎる・言葉が古すぎるものは、せっかくの興味が挫折に終わってしまう可能性があるので
まずは中身をパラパラと読み、そうでないものを選びましょう。
また、一度に買いすぎる・借りすぎるというのも注意が必要です。
たくさん本がありすぎると、「こんな量読みつくせるわけがない!」と、気持ちが折れてしまいます。
やる気は素晴らしいですが、まずは「これだ!」という一冊を選び取りましょう。
☆ ☆ ☆
今日では、読書が趣味という人はかなり少数派になっている印象です。
ただ、今でも良い本は出続けていますし、古典作品に触れることも難しくありません。
周りに読んでいる人が少ない今だからこそ!読書することで得られるものは貴重だと思います。
ぜひ本の世界に触れて、没頭してみてくださいね♪