数学の記述問題は多くの方が苦手とするところです。
「何を書いたらいいか分からない」
「何を減点されたか分からない」
みなさんにもこういった経験があるのではないでしょうか。
今回はそんな皆さんのために、数学の記述問題は
【メモはたくさん。解答は最小限】が良いということをお伝えしたいと思います。
☆ ☆ ☆
まず、「メモ」は問題用紙の空いている部分や計算用に与えられているメモ用紙に書くものです。
重要なことですが、「メモ」は自分のためのものです。
自分が考えるため、計算を進めるために書きますね。
一方で、「解答」は、採点者に見てもらうためのものです。
数学の言葉を使って採点者を説得すること、
もしくは、自分が分かっていることをアピールするのが「解答」です。
この違いを踏まえると、それぞれをどのように書くかは見えてきます。
まず「メモ」は多く書くようにしましょう。
式変形やひっ算などの計算過程は惜しみなく書き残します。
また、問題を考えても分からない時にもメモは役に立ちます。
問題読んだとき、考えたとき、解けないときと、
それぞれのときにひとことメモをつけることで、次の段階に着実に進めることがあります。
たとえば、
~問題を読んだとき~
「まずは式変形して試す」「範囲と条件が重要そう」
~考えたとき~
「ここまでは合ってるはず」「場合分けが必要」
~分からないとき~
「係数が1だったら解けるんだけど…」「計算が複雑になりすぎる」
といったふうにです。
問題について考えていること、困っていることをできるだけ具体的に紙に書きましょう。
言葉の形にすることで自分が考えるべきことが明確になります。
一方で、解答は【最小限、必要なことだけ】を書きましょう。
多く書いた方が部分点をもらえて良い気がしますが、
本当の意味で数学的に進めていないのであれば、どれだけ多く書いても部分点にはなりません。
むしろ、「分かってないからガムシャラに書いてるな…」と思われると悪印象です。
解答に最小限必要なことだけを書くことで、思考がスッキリしますし、筆記にかかる時間も減ります。
解答は、ある意味【作品】です。採点者に文句を言わせない洗練されたものを目指しましょう。
また、これは後々の勉強の為にもいいことです。
最小限だけ書いていれば、自分の解答に何が足りなかったか、どこでつまづいたかが一目でわかりやすいです。
また、普段の勉強から筆記量を減らすことで頭の中で議論を組み立てる力(思考力)が育まれることでしょう。
ただし、採点者を置いていってしまわないように【必要なことはちゃんと書く】ことを忘れないでくださいね。
☆ ☆ ☆
ということで、数学の記述問題の、メモと解答の書き方についてでした。
もちろんこれは基本的な知識(公式、解法)が備わっている上での話になりますが、
そうでない方も、今のうちから意識しておくと、数学を見る目が上がると思いますよ♪