夏休みの課題の読書感想文の上手な書き方について、アドバイスしたいと思います。
読書感想文は、小学生から高校生まで幅広く出される課題で、
特に、小学生と中学生は提出が必須ですね。
課題図書と自由図書がありますが、課題図書とは、
「この学年のみなさんにふさわしい図書だからお薦めしますよ。」
という意味の図書です。
なかなか読みたい本が決まらないという場合は実際に書店に足を運んで、
課題図書の中から「これなら読めそうだ」
という本を選んでくださいね。
もしも課題図書の中に好きな本が見つからない場合は
自由図書として、書店で好きな本を自由に見つけてください。
その場合、できれば書店で実際に本を手に取り、
最初の部分を少し読んでみましょう。
物語が自分に合いそうか、最後まで読み進めそうか、そのあたりを見極めてくださいね。
読みたい本が決まれば、毎日ページ数を決めて読み進めてください。
できれば、自分が感動した言葉やすばらしいなと思った部分に
アンダーラインを引いておくと、後で感想文を書く時に役立ちます。
本を読み終わったら、いよいよ読書感想文を書きます。
原稿用紙はたくさん用意して、下書きを書いてからもう一度読み直して点検し、
最後に清書します。
特に、まだ感想文に慣れていない小学生に多いのが、
物語のあらすじばかりを書いていくパターンです。
小学生の生徒さんが書いた読書感想文を見せてもらうと、
・・・が・・・になって、・・・してしまったのでした。
とばかり書いて終わり、という状況が見られます。
あらすじは、審査をする先生方はわかっているので書かなくてよいです。
あくまでも感想文なので、自分の意見や感じたことや感想を書いていくのです。
"(主人公は)・・・という行動をとりましたが、私は・・・と思うから、私だったら・・・していたと思います。"
のように、積極的に物語の中に飛び込んで、
みなさんがまさに主人公となって、自分思いを書いていきましょう。
がんばってください!