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家庭教師のマナベスト 群馬県 スタッフブログ

【数学】
長さの単位の歴史

2025/01/24

長さを表すものとして思い浮かべるのは、センチメートルやメートルかと思います。

このセンチメートルやメートルは世界共通で、どの国に行っても1センチメートルの長さは変わらないので、現在では多くの長さがこの表現で表されています。


しかし、センチメートルができるより昔は、人の一部などを単位にして長さを表していました。

例えば、日本ではこぶしの長さを「つか」、腕を伸ばした端から端までを「ひろ」、親指の横幅を「寸(すん)」といった長さの単位が使われていました。


しかし、当然ですが、人によって体の大きさは違うので、正確な長さは測れません。
このように人の体の一部を単位にしたのでは不便でした。


そこで、18世紀の終わりごろに、どこの国でも共通で使える新しい長さの単位の基準をつくることになったそうです。

地球の子午線の北極から赤道までの長さの1/10000000(一千万分の一)の長さを1メートルとして決めました。

そして、1メートルの基準となるものさしができました。国際メートル原器というもので、その長さを世界共通の1メートルとしたのです。

こうして、メートル法が誕生しました。

しかし、このメートル原器は熱で膨張してしまうため、1960年に廃止されたそうです。

人工物で長さを決めるのは、熱の影響を受けてしまったり、場所によって変化が起きてしまったりする可能性があり、限界があるということになりました。


そして、現在では熱の影響を受けることのない、1メートルの長さが決められました。

それは、光が真空中を1/299792458秒間に進む距離です。

このようにして、絶対に変化することのない1メートルが定められました。

長さの単位も長い歴史の中で、人々の工夫を繰り返した結果、できているものなのですね。