火山の深いところにはマグマだまりがあり、そこには高温のマグマがあります。
そのマグマが冷え固まってできた岩石を火成岩といいます。
この火成岩には、安山岩や花崗岩(かこうがん)など、いくつかの種類に分類されています。
火成岩には、斑状組織の火山岩と等粒状組織の深成岩に分けられます。
斑状組織とは、周りと比べて少し大きな斑晶と呼ばれる鉱物と、それを取り囲んでいる石基という部分からなっている火成岩のつくりをいいます。
一方、等粒状組織は、目で見られるくらいの大きさの鉱物が組み合わさっている火成岩のつくりをいいます。
火山岩や深成岩は、さらに様々な種類に分けることができます。
同じ性質のマグマからできる火成岩でも、その組織は冷やされ方によって違いがでます。
本来マグマは地下深いところにありますが、噴火などの原因で地表の近くに急激に上昇してくると、急に冷やされます。
すでに地下で少しずつできていた鉱物を取り囲むように小さい鉱物が冷え固まる部分ができるため、大きな斑晶と小さな石基から斑状組織が作られます。
それに対し、地下深くのマグマが何十万年もかけて、ゆっくり冷え固まると、いくつかの鉱物がゆっくりと大きくなっていき、それが固まって等粒状組織ができあがります。
このようにマグマが急に冷え固まるか、長い年月をかけて冷え固まるかが作りの違いになっています。
この火成岩の特徴によって、その地域のマグマの性質やマグマの冷え固まり方を調べると、過去の火山活動を推測することに役立ちます。
火山岩には、玄武岩(げんぶがん)、安山岩、流紋岩(りゅうもんがん)などの種類があります。深成岩には、斑れい岩、せん緑岩、花崗岩(かこうがん)などの種類があります。
これらの火山岩の特徴や、つくりを見ると長い歴史を感じます。
興味のある人は、インターネットでぜひ画像を見てみてくださいね。