二次関数とは、関数y=ax²のことであり、中学3年生の数学で学習する単元です。
日常生活で、この関数を利用して何かを求めることはほとんどないので、なかなか馴染みのない学習内容に感じます。
ですが、実は身近なところにy=ax²の関係が成り立つものがあります。
まずは、物の落下についてです。
高いところから物を落とすとき、落ち始めてからx秒後に落ちる距離をyメートルとすると、y=4.9x²という関係が成り立ちます。
この式を使うと、例えば、物が落ちてから1秒後には4.9メートル落下していることになります。
2秒後には19.6メートル落下していることになります。
物の重さは関係なく、物は高いところから落下するときに、この式の関係が成り立ちます。
空気抵抗は考えていないので、実際にビルなどの高いところから物を落とすと、結果は違ってしまうと思いますが、物の重さや物の形に関係なく、落下するときはこのような式の関係があります。
また、自動車が走行時にブレーキを踏んだ際に、自動車が止まるまでの距離の関係も、このy=ax²の関係が成り立ちます。
こちらは、道路の表面の状況や車の状況によって、様々な結果になるのですが、例えば、時速10キロの速さで進んでいる時は、ブレーキを踏んでからタイヤがピッタリと止まるまでの距離が0.5メートル、時速20キロの速さで進んでいる時は、同じくブレーキを踏んでからタイヤがピッタリと止まるまでの距離が2.0メートルとします。
そうすると、y=0.005x²という関係が成り立ちます。
すると、時速40キロの速さで進んでいる時には、ブレーキを踏んでから止まるまで8メートルも進むことが分かります。
このことは、自動車教習所でも習うことがあります。
このように、数学で学習することは、普段の日常では関係がないことのように感じますが、実際は自分の身の周りの現象であることもあります。
そう考えると、数学が苦手だったり、二次関数の学習が苦手だったりする生徒も、少しとっつきやすくなるのではないでしょうか。