滋賀県には日本で一番大きな湖である、琵琶湖があります。
滋賀県のある近畿地方は、中央部の平野や盆地に人口が集中しており、京都市、大阪市、神戸市を中心に京阪神大都市圏が形成されています。
1960年代以降、人口増加にともない住宅が不足したため、郊外の丘陵地(きゅうりょうち)をけずって千里、泉北(せんぼく)、須磨などのニュータウンが建設されました。
ニュータウンとは、大都市の過密を解消するため、郊外に計画的に建設された住宅地や市街地のことをいいます。
ニュータウンができたことにより、人口が分散されました。
これらのニュータウンは、開発から50年近く経ち、建物の老朽化や住民の高齢化が進み、再開発が進んでいます。
また、ニュータウン建設の際に丘陵地をけずって出た土砂は、臨海部の埋め立てやポートアイランドなどの人工島の造成に利用されました。
琵琶湖から流れ出る淀川の水が、近畿地方の多くの人々の上下水道の水源となっています。
この琵琶湖と淀川の水質保全は、近畿地方全体の重要な課題となっています。
琵琶湖に工業の廃水や生活排水などが流れこんだことから、1970年代以降に、赤潮が起こりました。
赤潮はプランクトンの異常発生のせいで起こります。
そのため、りんを含む合成洗剤の使用を中止するなどの努力を、周辺住民や自治体によって水質保全のための取り組みが進められています。
琵琶湖は2025年12月に水位が低下したことが話題となりました。
琵琶湖は元々季節や天候により水位が変化することが普通ですが、近年の猛暑や、降水量の不足により、70センチ以上水位が低下した日もあるようです。
降水量の不足は防ぐことができませんが、節水を心がけることで、水位が少しずつ戻る可能性があります。