中学3年生の理科の最後の単元「地球と宇宙」。
この単元で理科は終わりです。
受験に向けて、あとは、しっかり復習しましょう。
「地球と宇宙」と言えば、星を見るための道具に、
天体望遠鏡
と
電波望遠鏡
の2種類があります。どう違うのでしょう?
実は、天体は光を出すばかりでなく、地上の放送局と同じように
電波も出しているのです。
この電波の中で、短い波長をとらえるのが電波望遠鏡です。
イメージとしては、電波望遠鏡は、大きなパラボラアンテナと想像してください。
(パラボラアンテナがわからない人は、画像検索してみてくださいね)
天体からは、光、X線、紫外線、電波が出ています。
高校の物理で学びますが、これらは波長が違うだけで、みな同じ電磁波なのです。
このような電磁波をキャッチして映像化する道具が、電波望遠鏡なのです。
たとえば、
骨折して病院に行くと、医師が目で患部を見ますね。
これは、天体望遠鏡です。
その後、医師は患部のレントゲンをとります。
レントゲンはX線ですから、電波望遠鏡で見ていることと同じです。
単に単語を覚えるより、想像しやすい例をあげれば覚えやすいですね。