お子さんは、すらすら教科書を読めますか?
音読が苦手な生徒さんは、ただ読むのが苦手なだけでなく
文章問題、読解力、教科書の理解など、読むことに対してすべてが苦手になってしまいます。
音読は、音と文字を同時に頭に入れるトレーニングになります。
目で追うだけでなく、必ず口に出して読む練習をしましょう。
練習のコツとして、「文節」で区切るということです。
「みかん」という文字列を見たときに、
音読が苦手なお子さんは「みかん」ではなく
「み」「か」「ん」のようにばらばらな情報として認識されていることが多いのです。
音読が苦手な人は、文節を区切ってから読みはじめましょう。
たとえば、「冬は/こたつで/みかんを/食べます」というような感じです。
スラッシュを入れるだけで「目で文字を追う」から「意味上のかたまりをつかむ」へ
変化していきます。
慣れてきたらスラッシュを入れずに読んでみましょう。
うちの子は文章力が・・・と感じている場合は、
意外と盲点の「音読」がスラスラできるかまずチェックしてみてくださいね。