日本はデジタル化においては世界から大きく遅れをとっていますが
いくらシステムが優良だとしても、活用する人の考え方がまだまだ古くては追いつけません。
コロナ禍の在宅勤務でも、「ハンコをもらうためだけに出社する日本人」
「ハンコ不要論」が話題になりました。
1月のデジタル大臣の記者会では
2025年ごろまでには、個人の学習履歴や授業の出欠状況などのデータを
デジタル化して一元的に管理できる仕組みを構築することを発表しました。
こういったデータを教育機関(学校や自治体)が共有し、教育の向上が目的とのこと。
大臣は
「子どもたちの個性を伸ばすことができるよう、教育の現場でデジタル化の環境を整備し、具体的な政策として進めていきたい」と述べました。
2030年ごろまでには、本人も閲覧することができるようになり
幼児教育から社会人になってからの職業訓練までも
生涯学習として履歴が残るそうです。
メリットとしては、教育の調査や事務手続きがオンライン化すること、
個人の学習履歴に合わせた指導や支援が、申請手続きをしなくても受けられること、
ビッグデータの活用で新たな指導方法の開発につながること、
など・・・
のようですが、しっかりとデータ活用できるようになるのでしょうか。
ネットでは批判の声も多いようです。
働く大人としては、マイナンバーを発行したのだから
申請・申告関係は簡単にできるようになってほしいんですが・・・
マイナンバーを使っての一本化は一体いつになるのでしょうか。