小学校2年生の算数で習う掛け算の九九。
家庭教師を受けられる生徒さんには、
中学生でも九九をまだ暗記できていない場合があります。
九九は大人になっても普段使うので、覚えて損はありません。
もちろん覚えていれば、それだけで学校の勉強にも有利です。
学校では暗唱する時間はあっても、暗記の時間が取れない為、
基本的には自宅学習で覚えるものです。
なぜ覚えにくいのか?
原因は主に以下の点です。
【1】発音が似ている数字がある
7×4(しちし)、4×7(ししち)、7×7(しちしち)など
こうやって書いていてもわけが分からなくなります(;^_^
7×1が7(しちいちがしち)なんて早口言葉のようですね。
概念がわからず暗記のみだと、覚えにくいポイントです。
【2】規則性が見えづらい
6の段以上になると、数字も大きくなり規則性が見えづらく暗記も難しくなります。
時間をかければ答えは出るものの、パッと答えが出づらいお子さんが多いです。
【3】普段使わない言い回し
ここが日本語の難しい、ややこしいところ!
3日を「さんにち」ではなく「みっか」と読んだり、
20日を「にじゅうにち」ではなく「はつか」と読んだり
3×3(さざん)、8×8(はっぱ)など、普段言いなれない読みかたに
戸惑うお子さんがでます。
4×7は「4が7つ」、3×3は「3が3つ」と、掛け算の仕組みもあわせて繰り返し暗記しましょう。