昔は新社会人が5月の連休明けにやる気をなくしてしまうことを指した
『五月病』ですが、最近では低年齢化が進み、小学生や幼児も珍しくありません。
多くの場合は一過性ですが、長引いてしまうと、うつの症状があらわれることがあります。
子どもの五月病とはどんなものでしょうか。
【原因】
環境の変化による緊張状態が続き、連休によって張り詰めた糸が切れてしまうことが大きな原因。
【どんな子がなりやすい?】
真面目で完璧主義の子が、ストレスを溜めやすく緊張の糸が切れた時の反動が大きいためなりやすい。
【症状】
口数が少なくなった、学校に行きたがらない、表情が暗い、食欲がない、無気力、眠れないなど。
一番近くにいるご家族が、お子さんの様子に変化がないか見てあげてください。
お子さん自身もはっきりした原因がわかっていないことがほとんどです。
変化があれば話を聞いてあげるだけでも症状が軽くなることがあります。
連休は楽しい計画を立てている人も、連休明けにこのような症状になっていないか
気を付けてみてあげてくださいね。