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家庭教師のマナベスト 富山県 スタッフブログ

大学と高校で違う?
偏差値の違い

2022/05/20

受験生になるとよく耳にする「偏差値」。



偏差値とは、テストを受けた集団の中の自分の位置の値です。

平均点は偏差値50になり、その平均からどのくらい差があるかを表します。

偏差値60はその集団の平均より上、偏差値40は下というわけです。


たとえば、

第1回のテストの自分の合計点が250点/500点満点、

第2回のテストの自分の合計点も250点/500点満点だとします。


点数は同じですが、

第1回のテストを受けた全員の平均点が250点。

第2回のテストを受けた全員の平均点が300点。


自分の偏差値は上がったでしょうか?下がったでしょうか?


答えは、下がった。ですね。

まわりの点数が全体的に上がっているのに対し、自分はそのままなので

相対的に位置が下がったということです。




受験に必ず出てくるこの「偏差値」は、

大学受験と高校受験では同じ値ではレベルが異なります。

高校偏差値から5~10を引いたものが大学偏差値と言われています。


偏差値60の高校に入っても、進学する大学の偏差値レベルは50~55ほどということになりますね。

(もちろん、努力次第で上を目指せます!)


この理由としては、受験者層の違いにあります。

ほとんどの中学生が高校受験をするのに対し、

大学受験は全員がするわけではありません。

就職や専門学校受験の生徒が抜けるので、受験者全体のレベルが少し上がるわけです。


大学の志望校を決めるときは、

「自分は偏差値50の高校に合格したから、偏差値45の大学は楽勝だ!」と

勘違いしないよう気を付けてくださいね。