数学の文章問題には、問題となる図形の条件だけが与えられていて
実際の図は明示されていないことが少なくありません。
そういった問題を目にした時には、
まず解答用紙の上に、ある程度の大きさを使って図を書き込みましょう。
図形問題の多くは、頭の中で想像しただけでは状況をつかみにくいものですし、
図形を書いて初めてそれぞれの要素の関係性がわかり、
行うべき操作が明らかになる場合も多いです。
さて、図形を書くときに意識してほしいことが、
図形をなるべくキレイに書くことです。
図形をキレイに書けるかどうかで、問題を解けるかどうかが決まってきます。
例えば
「ある辺と辺が垂直になることがキーとなるような問題なのに、
作図した図ではその辺と辺が垂直に見えない……」
といったことがあると、
それだけでとても考えづらくなってしまいます。
辺の長さや角度などを条件から読み取り、なるべく正確な図を目指して書きましょう。
受験本番では定規などを持ち込めないことも多いので、
フリーハンドできれいな図を書けるように、普段から意識して練習しましょう。
(特に、四角柱や四面体などの立体図形は、よほど絵のセンスがないと、テスト本番で初めて書こうとしても
書けませんので、事前の練習が必要です。)
コツは、「とにかく落ち着いて、立ち止まりつつ作図する」ことです!
焦っていてはキレイな線も引けませんし
キレイな線を引けたとしても、
条件を読み違えて本来の図とは違った図を書いてしまうと
間違いなく問題を落としてしまいます。
図形を書くときは試験時間などを気にしないで、落ち着いて書くようにしましょう!
以上のことを意識して、上手な作図が出来るようになり
図形問題をマスターしましょう!