中学の社会科で習い、時にはニュースで耳にしたりする
第一次産業、第二次産業、第三次産業という言葉。
これらが意味することは、それぞれ
第一次産業……農業、林業、水産業、牧畜など、自然から直接採取し商品にする産業
第二次産業……工業、建設業、鉄鋼業など、自然から採取したものを加工して商品を作る産業
第三次産業……サービス業、情報通信業、金融業など、第一、二次産業以外の産業をまとめたもの
となっています。
また、高校になって習うことですが、
国の産業は、その国の経済が発展するとともに
第一次産業→第二次産業→第三次産業と移っていくと言われています。
(これを『ペティ・クラークの法則』と言います。)
確かに、発展途上国では農業などが、先進国では情報通信業などが盛んなイメージが
ありますよね。
産業の区分とその移り方は、
社会科のテストを受ける上でも、社会問題などを考える上でも
とても大事な知識となっていますので、
ぜひそれぞれの言葉の定義、具体例を含めて、覚えておいてくださいね!