みなさんこんにちは!
夏休みが始まりましたが、宿題の方は順調ですか?
夏休みの生徒さんにありがちなのが、
「宿題は…………明日やろう。」
とサボってしまうことです。
更に悪いことには、結局その翌日も、
「また明日やろう…」
とサボってしまったり……
こうして夏休みの最終日まで宿題を溜めてしまう生徒さんが
毎年大勢います。
実はこういった「明日やろう」というような発想は
夏休みのような1か月ほどの期間のことだけでなく、
より長い期間をかけて取り組む、受験にも表れてきます。
「模試の結果が悪かったけど、入試2か月前から頑張ろう」
「今はまだサボっててもなんとか合格できるはず」
「追い込まれたら自分は頑張れるはず」
こう思って過ごし、
結局勉強が間に合わなくなる生徒さんは少なくありません。
こうした生徒さん皆さんに共通する特徴が、(厳しい言い方になりますが)
“未来の自分に期待しすぎ”
ということです。
もちろん、誰だって未来に希望を持ち、高い目標を持ってもいいとは思います。
ですが、その目標を叶えるには、それ相応の努力を積み重ねないといけません。
「今の自分はサボってるけど、未来の自分はめちゃくちゃ努力してるはず」
と期待しても、そうなる保証はどこにもないはずです。
事実、努力できるかできないかは
長期的な習慣の有無によるところが大きいと言われています。
つまり、これまで努力した経験が少ない方は
急には努力出来ない場合がほとんどだということです。
これは、言い換えるならば「未来の自分がめちゃくちゃ努力するためには、
まず“今日の自分”から、出来る限りの努力を積み重ねないといけない」ということなんです。
宿題が進んでいない生徒さんにとっては
耳に痛い話になってしまいましたが、
とりあえず、“明日の自分”に期待しすぎないように、
受験や将来のことを見越して
まずは夏休みの宿題から計画的に進めていきましょうね。