10年前と比べて、教育を受ける手段はとても増えましたが、
勉強時間を阻むコンテンツも格段に増えました。
みなさんが持っているスマートフォン。
電車やバスの中では、ほとんどの人がスマホに目を遣っています。
友人同士のメッセージのやりとり、SNS、ゲーム、ネットニュース・・・
ベッドに寝ながらでも、ご飯を食べながらでも、いつでもどこでも楽しむことができますね。
便利ゆえに、勉強の妨げになっている人は多いのではないでしょうか。
使用がやめられず、使えなくなるとイライラして落ち着かなくなる状態を
「スマホ依存」といいます。
勉強に関するコンテンツを見る分には良いのですが、
余程自己管理が出来る人でないと、メリハリをつけることは難しいと思います。
かといって、スマホ依存状態になっているお子さんから
スマホを取り上げたり、「1日〇分までね!」と伝えたところで
素直に聞いてくれるでしょうか。
大体が反抗したり、やる気を失ったりしてしまいます。
できるなら、「ダメ!」と頭ごなしに否定せず
勉強に対してどう向き合うのかお子さんと話し合ってみてください。
高校に行けるか危うくなっている生徒さんには、高校に行きたいと思ってるのか。
成績がどんどん下がり続けている生徒さんには、このままでは将来の選択肢が減ってしまうこと、そうなったときのデメリット。
など、思春期のお子さんの心の中は実際に腹を割って話してみないと
分からないことがあります。