勉強中に、新しい単元に入ったり、難しい問題を見たりすると、
「こんなの一生わからない!」
と思ってしまいがちだと思います。
確かに、学年が上がるにつれて内容は難しくなっていくので、
どこかでそう思ってしまうのもしょうがないことです。
しかし、だからといって諦めてはいけません。
なぜなら、“学問”と名の付くものは、
必ず「訓練を積んだ人なら分かるように出来てる」からです。
「そう言われても……」と思われる方のために、
「訓練を積んだとしても分からないもの」を挙げてみましょう。
例えば、
・すごいと聞くパワースポットに行ったけど“力”の感覚が分からない
・占い師のように、未来がどうなるのか分からない
・天国や地獄があるのかないのか分からない
こういったものは、世の中には「分かる」という方もいるかもしれないものですが、
誰にだって分かるようになれるものではありません。
もしこういったものが受験教科になってしまったら、
どんな天才の努力家でも「どれだけやっても分からない…」となってしまうかもしれません。
受験教科をふくむ“学問”は、こういったものとは違って、
1つ1つ基礎から着実に積み上げていけば、ほとんどの人が、
“論理的に”理解でき、同じ結論を導き出せるように出来ています。
今は難しくて「分かりっこない」という気持ちになりかけても、
「“学問”だから、いつか絶対理解できるようになるはず!」と思って
もう少し踏ん張ってみてくださいね!