【理科・雑学】
雷が起きる仕組み
2022/11/21
雷の正体は静電気です。
科学が十分に発展していなかった頃は、
“雷は神の怒りである”
と、超自然的(=スピリチュアル)な現象と捉えられていましたが、
18世紀にアメリカのベンジャミン・フランクリンという人が
嵐の中、電気のとおる凧(たこ)をあげるという命がけの危険な実験を行い、
雷が静電気であることを証明しました。
静電気というと、セーターを脱ぐときにパチパチッといったり、
下敷きで髪にこするとくっついたりする際に見ることが出来る現象ですね。
つまり、ものが擦れあうことによって静電気が発生する、ということです。
雷の静電気は、雲の中で動き回る氷の粒同士が
ぶつかったりこすれたりすることで発生します。
そして静電気が一定値以上溜まると、雷となって放電します。
正体が分からないうちは、
「神様が怒ってるのかも」
「なにか不吉なことの前兆?」
と考えてしまいますが、
いちど発生のメカニズムが分かってしまえば、そういった怖さは無くなりますね!