【高校英語】
英作文習得へのふたつのアプローチ

英作文は、ほとんどの私大入試や国公立の二次試験で課されます。

とくに昨今の英語教育は社会での実用面を重視する風潮があるため、

入試にも自由英作文が多く問われるようになりました。



英作文の能力を上げる2つの方法が

・例文暗記

と

・文法面からのアプローチ

です。



例文暗記はその名の通り、英語の例文をたくさん覚えることです。

もちろん覚えただけでは、求められる英文を作れるとは限らないので、

本番では、覚えた例文の一部を変えることで

いろんな文章を作れるようにします。


この方法は、

・覚えた例文を使えば、確実に減点されない文章を書ける

というメリットがあります。

しかし一方、

・例文を覚え、本番で応用して使えるようになるにはかなりの時間がかかる

というデメリットもあります。




二つ目の、文法面からのアプローチは、

英作文の書き方に特化した参考書を用いて、

・使いやすい助動詞を覚える

・冠詞の使い方など、間違えやすいことを勉強する

などの、普遍的な文法知識を頭に入れ、本番で活用する、というものです。



この方法は、

・減点が減り、割とはやく成果がでる。

というメリットがあります。

その一方、

・本番、自分で1から文章を組み立てないといけない。

・自分の作文に自信が持てない

というデメリットもあります。



この2つは、どちらも一長一短で、どちらを選ぶべきとは言い難いものです。

志望校の入試問題を見て、どちらの方法が有用そうか。

また、自分に向いてるのはどちらかを考え、取捨選択しましょう。



また、上記2つのような学習のみならず、

「問題を解き、英語の先生に添削してもらう」という演習は

本当に効果的な英作文対策になるので、

どんどん先生を頼っていきましょう！




志望校の入試問題で、英作文が配点の多くを占めるという方は

早いうちから英作文の練習をしておけば、

本番でかなり高得点を取れると思いますよ！