日本語の母音は5種類です。
皆さんもご存じの通り、
a/i/u/e/o
ですね。
では英語の母音はどうでしょう?
「英語だろうと、『母音』は5種類じゃないの?」と思った方、
実はそうではありません。
その違いを確認するために、「発音記号」に着目してみましょう。
皆さんはこれまで単語帳などの「発音記号」に注目したことがありましたか?
アルファベットとは少し違った形の文字などを使って、単語の発音の仕方を示したものです。
例えば、日本人には聞き取りづらいことですが、
日本語の「ア」に近い母音でも、英語においては4種類あります!
[æ]、[a]、[ɑ]、[ʌ]
の四種類です。
ネイティブの英語話者は、単語ごとにこの四つの「ア」を使い分けています。
例えば、リンゴを意味する「apple」は、発音記号では[ˈæpl]です。
[æ]は、日本語の「ア」と「エ」の中間のような発音です。
英語では、「ア」だけではなく、
「イ」「ウ」「エ」「オ」にもそれぞれ数種類の母音があります。
これらの違いについては、ネットで調べてみたり、単語帳の発音記号を見比べてみたりすると
徐々に分かってくると思います。
この違いが分かることは、スピーキングやリスニングにとってとても武器になります。
興味のある方は調べてみてくださいね!