東海道新幹線「のぞみ号」に乗った時、客車正面の電光掲示板に、
「We will be stopping at Nagoya soon.」
と表示されているのを、たまたま見かけました。
英語が得意な高校生の生徒さんにこの英語を伝えると、
「私たちは、まもなく名古屋に止まっているでしょう。あれ?ん?」
と、よくわからずに不思議な顔をしました。
アメリカ人の友人に聞くと、やはり、この英語は正しいとのことでした。
「We will stop at Nagoya soon.」
だと、「新幹線に何かトラブルが発生して、これからすぐに名古屋駅に急停車する」
と感じるのだそうです。
つまり、「will be stopping」という未来進行形は、
「今からおだやかに停車しますよ」という意味を含んでいるのです。
学校では文法は習うものの、ここまで実践的な活用法は教わらないですね。
英語が好きな生徒さん、英語を常に深く追求してがんばってくださいね。