どの学年の生徒さんにとっても、新学年がスタートする4月というのはとても大事な時期です。
新学年はじめの内容は、その後の勉強を理解するための基礎になります。
つまり、4月から良いスタートを切れるかどうかは
2、3学期や、その後の勉強の出来にも影響してくるということです。
そこで今回は、
「じゃあ4月から、具体的には何をすればいいの?」
と思う方に向けて、いくつか、するといいことをご紹介したいと思います。
1.前年度の復習
新学年に入って勉強の内容が新しくなったとしても、前年度の復習は大事です。
英語や数学(算数)などは、これまでに習った内容を理解してからでないと
新しい内容も絶対に理解できません。
理科や社会は分野が変わるので前年度の復習はそれほど重視しなくてもいいですが、
その分、英語と数学で分からないことが出たときには
前年度の内容までさかのぼって理解していくことが欠かせません。
本棚のすぐ手の届くところに前の教科書も置いて、
ことあるごとに開く習慣をつけましょう。
2.勉強の習慣を作る
新年度から勉強を頑張ろう、と思っても、
人間、やる気だけではなかなか継続的には頑張れないものです。
継続的に何かを頑張るには、それを習慣にすることが一番です。
例えば、
「毎日○時~○時の間は何があっても絶対に勉強する」
「宿題はもらった日のうちに終わらせる」
「英語と数学は予習をする」
といった風に、自分にルールを決めるといいと思います。
3.読書をはじめる。
毎年、多くの生徒さんが
「国語ってどうやって勉強すればいいの?」
と疑問に思ったまま受験を迎えてしまいます。
国語力を上げるのはとても時間がかかることで、
他教科のように、暗記事項を覚えれば点数が取れる、という風にはいきません。
国語力を上げるには、やはり、多くの文章を読む経験こそがとても効果的な訓練になります。
だからこそ時間がたっぷりある4月のうちから、読書の習慣をつけるといいと思います。
読む本は、活字のもので、自分が興味を持てる・面白いと思えるものを選ぶのがいいですよ。
スマホやゲームといった娯楽と同じ感覚で、読書も楽しんでくださいね!
また、読書に関しても
「通学中に読む」
「休み時間に読む」
といった風に習慣化すると、自然に時間も増えていくと思いますよ!
ということで、四月から始めるといいと思うことを3つあげてみました。
この時期は部活や生活の変化も多くバタバタしてくるかと思います。
そんな中、うっかりしているといつの間にか時間が過ぎて、置いていかれてしまいます。
しっかり準備して4月からの勉強をがんばってくださいね!