『焦り』の感情は、勉強ととても相性が悪いように思います。
・宿題を終わらせるために、焦って書く
・考えるのが面倒だから、ササっと次に進める
・今のぺースじゃ不安だから、次の教材に手を出す
これらはすべて『焦り』に起因する行動と言えます。
「勉強」は、言い換えると、「知識を自分のものにすること」です。
そのためには、
手を抜かないこと、じっくり考えること、長期間取り組むこと
これらが絶対に欠かせません。
まず勉強にとりくむときは、じっくり腰を据えて、
一つ一つの行動を丁寧にするよう意識しましょう。
そして、目の前の教材に神経を集中し、その内容を自分のものにすることを第一に考えてください。
(「終わらせること」や「進めること」は脇に置きましょう)
どうしても、
「早く終わって休みたい」
「手が疲れたから早く書きたい」
といった理由で焦ってしまいそうになったときは、
小休止し、温かい飲み物でも飲んで落ち着いてから再び机につきましょう。
勉強に、ササッと済ませられるような近道はありません。
高い山を、じっくり一歩一歩進んで登るようなイメージで、すこしずつ確実に進んでいきましょう!