暑い日が続きますね!
日中は毎日30度以上。冷房が無いとなにもしてなくても汗が出てきますね。
水分・ミネラルをしっかりとって熱中症対策しましょう♪
ところで、これまでの日本で最も高い気温を観測したのはどこだと思いますか?
「暑いところと言ったら……、沖縄!」
と思った方も多いのではないでしょうか。
たしかに沖縄は日本最南に位置する都道府県であるため温暖な気候です。
日本列島の中で、その全体が「亜熱帯気候」に含まれる都道府県は沖縄県のみです。
一年を通した平均気温で言うと、たしかに沖縄県が日本トップになります。
しかし実は最高気温となると話は別です。
沖縄の夏というのは、台風などの影響で雨が多かったり涼しい海風が吹くことから
それほど気温は上がらないのです。
日本の歴代最高気温ランキングは以下のとおりです。
1位 … 浜松市(静岡県) 41.1℃(2020年8月17日)
〃 … 熊谷市(埼玉県) 41.1℃(2018年7月23日)
3位 … 美濃市(岐阜県) 41.0℃(2018年8月8日)
〃 … 下呂市(岐阜県) 41.0℃(2018年8月6日)
5位 … 四万十市(高知県)41.0℃(2013年8月12日)
いかがでしょうか。
ぱっと見共通点も見られず、なぜこれらの地域で最高気温が出るのかもイマイチ分からないですよね。
これらの原因は地域によってさまざまで、
フェーン現象(乾燥した高温の風)、暑い都心との位置関係、盆地、高気圧
等、複雑な要素が絡まりあって最高気温にいたっています。
このランキングで着目すべきは、気温を記録した日です。
5位の四万十市で10年前、上位4位はここ5年ほどに偏っています。
この部分を見ると地球温暖化の影響が見られますね。
このデータは社会科の地理分野でよく問われる知識でもあります。
よく沖縄県が一位かと思わせるひっかけ問題が出されますので、
そうではないということを含めてしっかり覚えてしてくださいね!