まわりはなんとなく受験する高校が決まってきた中3生。
まだ具体的に決まっていない人は、受験勉強の目標を立てるためにも、志望校について早めに絞り込みましょう。
第一志望を下げたりするのは、12月まで待っても大丈夫。
とにかく、少し理想が高くても具体的に受けたい高校について考えましょう。
私立高校の授業料実質無償化によって、私立・公立高校にかかる費用の差がかなり少なくなったことから、私立高校も選択肢に入れるご家庭も多くなってきたのではないでしょうか。
高校選びは、本人の意思と、ご家庭の状況どちらも大切です。
私立・公立の差が少なくなったといっても、入学金や施設費などが高い私立高校の方がやや出費が多いのが現状です。
また、この制度は世帯年収が条件を上回っていれば補助を受けることができないため、その点も注意しなければいけません。
保護者様の方ではまず、費用面で私立高校に通わせることができるか確認が必要です。
その他のチェックポイントとしては、
・大学に行きたいのか、高卒で就職希望か(その先の実績)
・毎日通うことになるため、自宅からの距離
・現在の学力と、あまりにも離れすぎていないか
・部活を続けるのであれば、部活動の状況
大体このあたりで決めることが多いと思います。
中でも私立高校は、教育理念・校風が学校によって特色があり魅力的に感じる部分が多いかと思います。
上記のチェックポイントを考えても、まだよくわからないな…という人は
仲の良い友達が志望している、なんとなくイメージが良い、親が行けと言ったから、などでもいいと思います。
自分が目指すべきはどこなのか、自分の現在の偏差値との距離を知ることで、
受験までの残り短い期間の計画を立てることができます。
目標が決まらないことには、誰も具体的なアドバイスをすることができません。
12月には学校で三者面談があります。
このとき、お子さんの志望校について「え!知らなかった!」とならないよう、ご家族で何度も話し合っておきましょう。