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家庭教師のマナベスト 静岡県 スタッフブログ

ネットやAIに質問でいい?
家庭教師との違い



ネット上の知恵袋サイトなどでは子供が宿題の問題について質問していることがよくありますが、

そういった投稿を見るにつけ、子供が一人で勉強することの難しさを感じます。



例えばある問題集のページを載せ、

「解答には○○とあるんですが、なんでこれは~~ではないんですか?」という投稿。


こういった質問の内容自体は悪くないのですが、

よく読んでみると、投稿者さんはそれより一つ以上前の単元で既につまづいている場合が少なくありません。


ところが、だましだまし通り過ぎてしまったため、自分ではもっと前に問題があるということに気づかずに、

次へ次へと進んでしまっているんです。

これではその先の範囲はいつまでたっても出来るようにはなりません。




また、ある投稿では、その単元における基本的な用語の意味が分かっていないまま使ってしまっていて、

あとになって困ってようやく「どういうこと??」と質問しているものもあります。


そのような疑問は基本的には教科書を読めば解決するはずなのですが、

当人には「教科書を読む」という発想が浮かばなかったり、実際に読んでも理解できない場合があるのでしょう。




自分が分からないことについてネットで質問してみよう、という心意気はいいものですし、

優良な回答者が悩みを解決させてくれることもあります。

しかし一方、不親切な回答もありますし、

そもそも上記のように当人に勉強への取り組み方に根本的な問題がある場合があり、

それは見過ごされてしまいがちです。





現在はChatGPTなどのAIツールに宿題を解いてもらったり単元のことをを教えてもらう子も多いようですが、

これも知恵袋サイトの場合と同様で、取り組み方の問題の解決にはなりません。






勉強に慣れておらず、取り組み方に問題がある場合には、

その教科の全体像を把握している指導者が、

「その問題にいく前に前の単元の見直ししたほうが良いかも」

「いま多分、○○って言葉を分からないまま使ってるような気がするんだけど…」

「いつも困ったときどうしてる?教科書は読む?」

といったふうに、ナビゲートしてくれる人がいた方が実のある勉強ができると思います。