勉強に関する文章や動画を見ているといろいろな情報が入ってきます。
「数学はこの参考書さえすれば大丈夫!」
「過去問を○カ年したら受かる!」
「○○についていきさえすれば合格できる!」
といった言葉です。
おそらくそういった言葉はその人の経験から本心で発されているのかとは思いますが、
だからといってそれを完全に信じてしまうのは危険かもしれません。
というのも、結局のところ勉強とは「出来なかったことを出来るようになる」ことです。
そして、どの教材をするかや何についていくかは、その“手段”に過ぎません。
情報を発信した人はその手段で上手くいったかもしれませんが、
それを真似したとしても同じだけの成果が得られるかは分かりません。
例えば、ある人は参考書を3周して100学んだかもしれませんが、
別の人が同じことをしても80しか学べないことだって全然あり得るのです。
「何をどれだけした」という尺度は達成感にもつながるものですが、
日々の学習成果については「○○を出来るようになった」という基準で考えるようにしてくださいね。