「長期間でコツコツ、一日2時間の勉強を300日続ける」
「短期間でガッツリ、一日10時間の勉強を60日続ける」
このふたつの例では、勉強の合計時間は共に600時間で同じになります。
しかし、それぞれのやり方で得られる成果の質や量はおそらく同じではありません。
勉強する教科の性質次第でそれぞれのやり方に良し悪しがあるでしょう。
一般に、英語、数学、国語は時間がかかる教科と言われています。
その理由はいくつかあり、一つには覚えるべきことが膨大にあるということもありますが、
思うに他には、英文をスムーズに読めるようになったり数学の思考力を鍛えたり読解力をつけたりするのには
それを「経験を経て体得する」しかないところがどうしてもある、ということがあるのでしょう。
これはアスリートが動きを体に覚えこませたり体を鍛えたりするのと似た訓練が必要なため、
短期間では身に付きづらく、長期間かける必要があるのです。
ですので、英語、数学、国語は出来るだけ早いうちから初めて、コツコツ積み重ねるようにしましょう!
(最初の例で言うと毎日2時間300日続けるイメージです。)
一方で、社会科と理科は短期間での対策がしやすい教科です。
知識問題には「経験」や「体得」はそれほどいりません。
短期間でガッツリ覚えて、あとは多少の問題演習をこなせば成果は割とすぐにできるようになるはずです。
理科の計算問題や思考力を問われる問題についてはまた性質が異なりますが、
とはいっても数学や英語に比べれば必要な量がかなり少ないです。
普段の授業やテストから、手を抜かずにしっかり頭を使って理解する習慣をつけておくことで、
対策にかける期間を短くできるかと思います。
自分がどの勉強をいつから始めるべきか、
優先順位を見極めて勉強することで、目標に一歩近づけると思いますよ♪