一般に、「正直」=ウソをつかないことは、特に人とのコミュニケーションの場面で重んじられることです。
しかし、実は正直であるかどうかは勉強する上でもとても重要なことで、
正直な子ほど後々伸びやすい傾向にあるように思います。
というのも、正直であるということは“自分の非(ミス)を認められる”ということでもあります。
簡単にウソをついてしまう子、例えば
・宿題をやっていないのに「やった」と言う
・だらけてただけなのに「忙しくてできなかった」と言う
これは自分の非を認められていませんね。
勉強やテストの復習は、自分の非(ミスや勉強不足)を認めることが大事です。
知らなかったこと、出来ないこと、油断したことを真正面から認め、多少なりとも傷つく事で、
反省し、改善しようという気になります。
ウソをつきやすい子は、自分に対してもウソをつきがちです。
本当はただ力不足だっただけなのに、
「ただ調子が悪かっただけ」「本来の力ならもっとできたはず」「相性が悪かった」
などと言い訳を重ねてしまいます。
これでは自分の欠けているところを認められておらず、改善にもつながりませんね。
ウソでごまかしても、あとあと困るのは自分です。
勉強すべき理由、達成したい目標がある方は、
普段の生活から正直であることを意識していきましょう!