「勉強しなさい」「宿題しなさい」
この言葉を言い疲れた保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お子さんの方も、言われれば言われるほど、簡単には動じなくなっていきます。
なぜお子さんは勉強しないのでしょう?
お子さん自身、「勉強は嫌なもの」「やらされるもの」と思っているケースが多いものです。
「何の役に立つの?面白くないし」という子も多いですね。
確かにそう思っているなら、やる気がでないのも当然です。
一方で、難関大学に通う学生さんには、親から「勉強しろ」と言われた事がないという人が多いそうです。
言わなくても子どもが自ら机に向って勉強するなんて、親御さんからすると嬉しいことですね。
お子さんが自ら勉強をするようになるにはどうしたらいいでしょうか。
学年が低いうちほど、子供は親御さんの考えに影響を受けるものです。
もし「勉強しなさい」と言ってしまう親御さん自身が、
「勉強は嫌なもの」「我慢してするもの」と捉えているとすれば、それはお子さんにも伝わってしまいます。
学習内容が易しい小学生のうちは、日々の学びの延長として触れさせるといいかもしれません。
「こういうときの計算の仕方習った?」
「この言葉の意味知ってる?」
と、クイズのようなノリで楽しそうに知識や考えることに触れさせてあげると
お子さんの意識も変わるかもしれません。
「子どもが本を読まず、読解力や国語力が無い」という場合は、
親御さんの方も毎日少しずつ読書を楽しんでいる姿を見せてあげたり、読んだことを話したりすることで
お子さんも「そんなに面白いのなら読んでみようかな…」となるかもしれません。
学年が上がるほど、習慣を変えるのは難しくなってきます。
小学校低学年のうちは「勉強しなさい」でも何とか嫌々ながらも机に向うかもしれませんが、
高学年、中学生となるとその言葉は親への反抗心に繋がります。
低学年のうちから、できるだけ強制するのでなく、自ら学ぶ習慣を作ってあげてください。