夏は、アイスやケーキなどの持ち帰りに保冷が必要な食品に、
お店でドライアイスを入れてくれますね。
このドライアイスは、二酸化炭素が固体になったものです。
氷よりも溶けにくく、しかも冷たくて比較的安全なため、よく使われています。
このように、二酸化炭素は身近な物資として利用されています。
他にも身近な物質に「窒素(N)」があります。
空気の中に一番たくさん含まれている気体ですが、
これを液体にした液体窒素が、なんと!皮膚科や形成外科の病院で使われています。
ドクターが、患者の皮膚にできた、
治療の必要のあるほくろやイボに液体窒素を付けます。
すると、その部分の皮膚が壊死して、かさぶたになって取れます。
こうして、ほくろやイボを治療します。
ただ、大きなものになると、何回か液体窒素をあてないと取れないそうです。