「男子三日会わざれば刮目して見よ」という慣用句があります。
日々努力する人はたった三日空いただけでも別人のように変わるものなので
会ったときには注意深く見るべきだという意味です。
元は中国の故事の言葉ということで、もちろん現代では性別は男子に限ったことではありません。
この慣用句の言っていることは本当で、人間、三日もあれば結構変われるものです。
たとえばクラスメイトと次のような会話があったとしましょう。
「いま習ってるところ、全然わからないわ…」
「私も。週明けの定期テストどうしよっか…」
「うーん…」
こんなときこそ、この慣用句を思い出してほしいんです。
「この何日か会わないうちに、こっそりめちゃくちゃ頑張っちゃおう!」
そう思って頑張ってみれば、一つの定期テストの範囲くらいなら、三日で大きく変われると思います。
友達を裏切るようで申し訳なく思う必要はありません。
「あのとき分からなかったのは本当だけど、あれからめちゃくちゃ頑張ったんだ♪」
と言えばOKです。
「刮目して見よ!」
そう喝破するくらいの気持ちで、別人のように変わっちゃいましょう!