参考書などの教材は、その選び方・使い方が上手くいけば、
学力を急激にアップさせる可能性のあるものです。
今回は、教材を買ったあと、もしくは今持っている教材に改めて向き合うにあたって
「まずしてほしい!」ということをお伝えします。
学校の勉強のみならず、生涯何かを勉強しようと思ったときに役立つことです!
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【誤植(ミス)のチェック】
これから長い時間をかけて取り組む教材なら、まずは誤植のチェックをしましょう。
これは、教材の本文に間違いがないかのチェックです。
教材を作っているのはその道のプロ。
書いてあることは基本的に信頼できるものではありますが、
それでも誤植というのはまれに出て、そのまま出版されてしまうことがあります。
個人的に見てきた中では、単純な誤字脱字もあれば、
「~しないわけではない」→「~するわけではない」といったふうに【全く逆の意味になってしまう】ものや
数学や理科の【公式の一部が抜けている】ということもあります。
これは、特に初学者にとって大変な勉強の妨げになります。
「いくら読んでも前後の文章でつじつまが合わない…」
そう思って、しばらくは分からないままになってしまうことでしょう。
参考書の誤植は、その出版社の商品ページで公表されていることがあります。
また、SNSや商品レビューで「(参考書名) 誤植」などと調べれば著者や読者が
ミスを見つけて発信していることもあります。
とくに出たばかりの【初版】の教材にはミスがよく見られます!
使い始める前に一度検索して、ミスがあると知った場合は
すぐにボールペンなどで
「誤植 『△△』→『□□』」と、分かるように修正するといいでしょう。
決して、誤植があるからといってその内容全部がダメ、ということではありませんので
使ってみて自分に合うようでしたら長く付き合ってあげてくださいね♪